古民家再生見学、その１

ivyです。

中国道をしばらく走り、茅葺屋根の家が見え始めたところで降りて、４０分ほど行った兵庫県の山奥の里山にあるのが今日訪ねた古民家。

庇の深い、落ち着いた雰囲気の家でした。

今、住まわれているのは女性で、家主さんが朽ち果てるのを待っていたという、立派な柱と梁のある古民家を借り、週末だけ通って、ほとんど一人でこつこつ直したそうです。すごい！

抜け落ちそうになっていた床を貼り、手に入る材料で修理をし、屋根裏も整理したとか・・・。はしごを借りて登った屋根裏は、茅葺屋根の構造をそばで見ることができ、わくわくしました。　ただ、下に降りて背中真っ黒ということに気がつき、こまりましたが・・・。

これは、１００年以上の営みによってたまったもの、おくどさんで焚いた薪の煙でいぶされた結果です。

家の前と横には小さな畑があって、いろいろな野菜が植わっています。その脇にはきれいな小川が流れ、ちょっと散策。

あ〜、静かな里山、いい気分と思い写真を撮っていると、脇にあるトタン屋根の小さな小屋というか、巨大犬小屋のようなものが突然、ガタゴト揺れ出した！！

なんだナンダ！！と首を傾げて見ていたら、ヤギと目があっちゃいました。ヤギの小屋だったのです。

いっしょに行った女の子は、ヤギをさわりたいのだけれど、ちょっとこわごわ・・・。ヤギは性格悪いよといった情報を聞いていたのでちょっとびびりぎみの接近となりました。

ときどき小雨の降る天気が、また風情があっていい感じの、梅雨の里山を楽しんできました。

 

 

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Comments

1. Posted by あさみ   July 03, 2006 02:49

一寸法師にでも出てきそうなおうちですね。こういうおうちを壊さずに守っていって欲しい物です。

ところで、このヤギ。女の子に飛び掛かる体勢に入ってませんか？この後どうなったんでしょうか。。。

2. Posted by クマ姉さん   July 03, 2006 20:36

昔うちでも、ヤギ飼おうかって父が言ってたことを思い出しました。結局飼わなかったのですが、たぶんお乳を目当てにしていたのだと思われます。ここのお家の場所ほど山の中ではないので、きっとヤギ飼ってたら目立ってたでしょうね。そのかわり、現在「クマ」という名の犬を飼っているので、違う意味で目立ってますが・・・。

3. Posted by ivy   July 03, 2006 23:07

あさみさん

この家の女性は、こんどは一人で「おくどさん」を復活させたいと言っていました。たった一人で、作り方を本で見ながら作る予定とか・・・、すっごいパワーです！

このヤギ、首輪に鎖が付いていて、あと１ｍ位の距離が限界。彼女は何回も、触ってみようと様子を伺っていましたがついに断念したみたい。

4. Posted by ivy   July 03, 2006 23:15

クマ姉さん

家に生き物がいると楽しいですよね。
celloもヤギを飼ってみたいらしいのです。目的は、チーズ作り！いつか田舎暮らしができたら、実現したいな〜！

クマ姉さんは、ほのぼのとしたクマちゃんがそばにいて、うらやましい！

アメリカ→イギリスにいたとき、我が家には、新之助という剣豪のような名前の弱虫ゴールデンリトリーバがいました。なにか大きな動物が飼いたいivyです。