古より寒かったドイツの街で

November 17, 2004

コロニアルな日常

爽やかな一日でした。
こんにちは。Fです。

空気の澄んだ気持ちの良い日だったので、出かけるのをやめて、溜まりきった家事を
片付ける事に。一応主婦だったのを思い出しました。
布団を干してシーツを洗って、コーヒー飲んで、猫を眺めて。家事嫌いのFですが、
なかなか悪くない一日でした。

お気に入りのベッドリネンがぱりっと干上り、仕上げにアイロン。
綿の持つ光沢が現れます。
この作業が大変なのです。ひとつひとつフリルをのばしながら、ヨーロッパの優雅な
上流階級の暮らしに想いを馳せました。数えきれないほどのメイドが毎日毎日
奥方様の上等なリネンにアイロンをかけていたのでしょうか・・・。 
私の腕ではこわいメイド頭に怒られそうです。

美しいものは概して手のかかるものが多いような気がします。
今は扱いやすい材質が世間に溢れていますが、ポリエステルではなく、綿。
プラスティックではなく木。自然の持つ柔らかさは変えがたいものがあります。

めんどくさいとは思いつつ、物を愛でる気持ちが使う度に深まるのを感じる、
そんな生活を夢見る今日この頃でした・・・。


アイロン

igokochi1 at 23:36│Comments(0) くらし 

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