旧友と家カフェ。あさって

June 17, 2004

逆転の発想

jaです。
前回に引き続き、スポーツの話題です。
今回はバスケットボール。
実は昨日までバスケ界で最も注目されるイベント、NBAファイナルが行われていたのです。

トロフィーを掲げるデトロイトのメンバー。

デトロイト・ピストンズと優勝候補筆頭のロサンジェルス・レイカーズが激突したこのファイナル、なんと意外にも14年ぶりにチャンピオン・トロフィーがデトロイトにもたらされました。

往年のバッド・ボーイズスタイルを彷彿とさせる、デトロイトのタフなチーム・ディフェンス以上に興味深かったのは、シャキール・オニール(以下、シャック)への対応です。

L.A.のシャックといえば、ここ5年ほどNBAを支配してきたモンスターです。
216センチ、150キロ。並外れた体躯を存分に活用したパワフルなオフェンスはまさにアンストッパブル。シャックは2人、3人がかりでくるディフェンスもものともせず、幾多のライバルを粉砕してきました。

「シャックを止めるにはどうしたらいい?」
L.A.以外のチームのコーチが常に悩んできたこの命題に対し、デトロイトのコーチ、ラリー・ブラウンは明確なプランを持ってきました。
それは、「シャックは止められない。なので、その他の4人(バスケは5人でプレイします)を止める」というものでした。

実際、シャックはファイナルでもモンスターぶりを発揮しますが、その他の4人は完全に抑え込まれ、戦前の予想に反しL.A.は完敗を喫してしまいました。
「押してダメなら引いてみる」の典型のような話ですが、これは様々な場合において活用できると思います。

例えば、「居心地のいい空間を外に求める」⇔「自宅を居心地のいい空間にする」。
「リフォームを業者に頼むと高くなるので様子を見る」⇔「自分たちでやってみる」。
居心地ドットコムもそんなところから始まったのかもしれません。

…とやや無理矢理に結びつけて、了。

左のデカイのがシャック(#34)。年俸は確か20億ぐらい!

igokochi1 at 10:55│Comments(0)

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