南の国のクリスマスツリー夏のテーブル

June 19, 2006

イギリスの家

イギリスの家4ivyです。

celloとivyがDIYでマンションのリフォームをやるきっかけとなったイギリスの家のことを、今日はちょっと紹介しますね!

アメリカからイギリスへの転勤と言う、変則的なかたちでの移動だったので、まず落ち着いた家は会社の人が手配した仮の家でした。

落ち着くまもなく、オフィスが離れた街へと移転することになり、私一人で家を探しに出かけました。 探してくるからね〜〜と出かけたものの、見知らぬ街で列車を降り立ち、全てが?????

とりあえず新聞を買って、不動産屋さんの広告を見ながら、まったくのあてずっぽで「この不動産屋さんへ行って!」とタクシーに乗り行ってみました。

イギリスの家5そこで出合ったのがこのお家! 築350年ほどの茅葺屋根の家です。 写真の上にsold out!と書かれていたのですが、「あんな家に少しの間でも住んでみたいな〜!」っておしゃべりしたら、「あれ、キャンセルになったの・・・。オーナーがまた賃貸にするつもりがあるか聞いてあげようか?」というではありませんか。 なんでも言ってみるものだ!!!

というわけで、次の週末celloといっしょに再度たずねたら、celloもすごく気に入ったので、借りることに。 

でも、この家は、実は問題だらけなのです。

まず、この家の床は水平じゃない。2階などはメチャクチャで、以前住んでいたオーストラリア人は、低い方を頭にして寝ていたので、頭に血がのぼってしまい、いやになって出ていったらしいのです。こんなことは簡単に解決! 水準器を使って、水平になるまで、古雑誌をベッドの下に押し込めば問題解決です。

むちゃくちゃ問題の多い家ですが、太い梁のチャーミングさが、この家の魅力。 太くて、木が曲がっていて、斧のあとがついていて、長い歴史を見てきた梁、そして曲がった柱や暖炉の魅力に引かれてしまい、隙間風も、古い水周りの不便さも、たくさんの欠点も承知の上で、5年半をすごしたのでした。

帰国しても、あの梁が忘れられずに始めたのが、DIYリフォームだったわけです!

 

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igokochi1 at 23:55│Comments(6)

この記事へのコメント

1. Posted by piggy   June 20, 2006 02:23
凄い素敵ですね。350年か〜ヨーロッパならではですね。こんなところにピギーもすんでみたい。そう古い家っていろいろな不具合があるけれどそれがキャラクターでもあるのですよね。大変だ〜といいながらなおしていると愛着もわいてくるしね。この雰囲気そっくりそのまま日本でもつくっちゃうなんてそれまた凄いですね。
2. Posted by クマ姉さん   June 20, 2006 10:31
家も人間も、欠点がチャーミングに見えるときってありますよね。この絵葉書みたいなお家に住まわれていたんですか、うらやましい!!!
3. Posted by あさみ   June 20, 2006 12:44
うわ〜、ほんとに素敵だ、このおうち。とても新築ではこの風格は出せませんね。でも、こんなおうちに5年半も住んでいたら、日本に帰って来てDIYしたくなったのよ〜くわかります!しかし、そっくりになったじゃないですか!やっぱり『こうしたい!』っていう写真があるのとないのでは完成品に差がでますよね。
4. Posted by ivy   June 20, 2006 14:54
piggyさん
Piggyさんのおっしゃるとおり、あの家はキャラクターがありました。でも、借家なので、DIYで住みやすく改造というわけにはいきませんでした。というわけで2年目から、ガーデン作りを楽しんでいました。

いま素敵な素敵な大改造が進んでいる現場を持っているPiggyさんが、うらやましいです! そして進捗状況が、とっても楽しみ!
わ〜、バスルームすご〜い! 個性的!!出来てきた!とわくわくしながら見ています!
5. Posted by ivy   June 20, 2006 15:03
クマ姉さん
チャーミングな欠点も、毎日顔をつき合わせていると、いやになるものですよ(笑)!
柱と壁の間に隙間があって、蔦、まさにivyが家のなかにはいってきたり。 お風呂好きの日本人には、かなり心もとないボイラーだったり。ダイニングの天井は日本人にとっても低かったり・・・。まっ、いいか〜!と、かなりアバウトな性格だったので、長くこの家と、付き合えたのかもしれません
6. Posted by ivy   June 20, 2006 15:16
あさみさん
確かに、こんな風にしたいというイメージが強かったので、DIYで作りやすかったと思います。
この家、外見はかわいいけれど、隣の家の坊やと、ドイツ人の友達(霊感がとても強い)に、だれか(生きてない人)が家にいる!!と、いつもいわれていました。私は一度も、その人とは遭遇しなかったのですが・・・。

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