間取りの話古民家再生見学、その1

June 30, 2006

間取りの話(2)

celloです。

今日も『「間取り」の世界地図』の話の続編です。京都には少なからず、ご縁があるのですが、最近はあまり行くことがなくて夷川通りのアンティーク家具のお店とか、とんと、ご無沙汰です。

このあたりは雑貨やインテリア小物、オリジナルのしゃれた収納グッズの店が点在していますが、御所の前に京都地裁があり、弁護士事務所のひしめいている法曹界御用達の街でもあります。
ちょっと、ほろ苦い記憶があり、足が遠のいているのです。

町屋京都の町は平凡な表現ですが「懐が深く」、どこに何が潜んでいるのかが分かりません。

とにかく足を使って探訪しないと話にならず、、、いいえ、所詮、「よそさん」の私たちでは紹介(=情報)がないとホンモノに出会えない街です。そんな京都の町も、自転車でめぐるといろんな発見があります。平らな京都の町は自転車向きだったりするので、、。

最近は、町屋のコンバージョンとかけっこう盛んでカフェやエスニック料理のレストランになったりしているので、たまに行くと中の間取りを見れることもあって興味しんしんといったところです。

町屋のつくりは、通りに面した玄関の脇の部屋が「店」になっていて、「店」は「見世」であり、表の通りから中が見えます。商売をやっていなくても、その地元のコミュニティとの接点のような、半分「オモテ」の空間です。そこから、中の間、座敷と進んで、段々プライベート度が増していく、、、というのが間取りの流れですね。

・・・・と、ここまで書いていて思い出すのが、piggyさんのダッチコロニアルの家です。同じスタイル・・・・。

これはイギリスの古民家も同じだったような、、、つまり廊下がなくて細長い建屋に部屋がいくつも続いていて、そのどこかに家族が集まっている部屋があるという家です。イギリスの村も京都のように路地が入り組んでいるので、迷い込んでしまうと、突然よその家のお茶の間の横を通ってしまったりしました。世の中、いたるところに居心地空間あり、、、ですね。

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igokochi1 at 21:27│Comments(0)

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