August 27, 2006
高過庵(たかすぎあん)
ivyです。今日深夜、東京から帰ってきました。
8月25日、26日は幕張メッセでJAPAN DIY ホームセンターショー。
このショーを見に行くために、東京へ車で移動。 諏訪方面でぜひぜひ見たかったところがあったので、中央高速経由で諏訪で途中下車。諏訪大社を訪ねた後、その至近距離にある、神長官守矢資料館、そしてあこがれの高過庵を見てきました(もちろん外から眺めただけ)!
それってなんだ?と思う人もいるのでは、、、、。
それは、私の大好きな路上観察学会のメンバーにして有名な建築史家の藤森照信氏の作品なのです。 野蛮ギャルド建築家としてもとっても有名。 守矢資料館の写真を撮ることができたら、大満足!のつもりが、説明をお聞きすると、なんと資料館の小さな窓から、高過庵が見えるというではないですか!!!
この写真が高過庵、とっても高いところにある茶室です。 高い高い高か過ぎる、高過庵。
なんだか、森のおじさんのようにみえちゃうのです。窓から見ると、目が合った!と言う気分。資料館の裏の神社をぬけ、畑のあぜ道を行ったりきたりしながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ近づいていきました。
大阪や東京は激暑なのに、ここには秋の気配があります。日差しは強いのに、コスモス、ひまわり、小川の水がキラキラとして、山へと続く森は深い緑。空は高くて濃い水色。 ムーミンの仲間達が住んでいそうな雰囲気です。
高過庵は、二本足の森の妖精みたい。そうだ、その顔はスナフキン・・・・。
ざらざらした土の壁、屋根はしわくちゃの銅葺き、話に聞くと、ゆれるらしい・・・。お茶をたててたら、ゆれるだろうな〜、昼寝をしていてもゆれるだろうな〜!
何はともあれ写真を見てください! 理屈ぬき、こんなところに人を呼んだら楽しいだろうと思うのです。 いつか、こんな雰囲気の普通の家で暮らしたい、人が幸せになれそうな、辛いこともやり過ごせそうな、、、そんな不思議な藤森建築。
藤森建築見学ツアーレポート第一弾でした!
DIYや建築が好きな人、諏訪方面にいったら立ち寄ってみませんか、茅野市神長官守矢資料館。そして遠くから眺めてみませんか、高過庵?
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この記事へのコメント
柱になってる木にもしクマが突進してきたら〜なんて考えると怖いけど、ちょっと住んでみたい気も。メルヘンですね。。
ぜひぜひピギーもいってみたいです。
藤森照信さんですね。ちょっと調べてみます。
そう、あの本にでていた高過庵。ご対面とあいなりました。 私だって、もし招かれたら、ちょっと怖い・・・。行きはよいよい、、、帰りは、すっごく怖いでしょうね。そして、あの中で酔っ払ったら、どうするんだろう?
まっ、心配する必要ないんですよね(笑う)
そういえば、後ろは山でした。畑には作物もあるし、ある〜日、熊さんに、出会った♪とかなったらいやですよね。
でも、こんな自然素材で出来た、いびつな形の秘密基地みたいなところがあったら、いやなことがあった時、こもってみたいなって思います。隠れるにはちょっと目立ち過ぎかな?
藤森照信さんの作品ってすばらしいというか、楽しくて、私、ファンなんです!!
日本の明治以降の西洋建築についてたくさん著書があります。私が大好きなのは神出鬼没、雨天決行、東奔西走、etc.etc.。 歴史が始まる以前の建築についても、面白い本があるようなので、早く読みたいなって考えているところです。
piggyさんも、アマゾンで調べて見てはいかがですが?た〜くさん出てきますよ。
この高過庵の近くに、今度は低過庵を作るとか。。。藤森さんは、現在、東大の教授です!!!
諏訪に寄られたとは.結構近いですね。
藤森さん知ってます。この茶室も。面白いですよね。