「こうづき工房」のこと秋の散歩道

November 20, 2007

最近はまっていること

それは、古いCDを聴くことです。   こんばんわcelloです。

アンプ1

宣伝のようになりますが、ソニーのパソコンには、フツーのCDをSACD(スーパーオーディオCD)並みの音質に変えるソフト DSDダイレクト が付いています。

初めて、これを聴いたときの衝撃は忘れられません。

大昔のアナログ音源レコードだったものをCD化した廉価版とか、70年代のJポップスなどが最新録音の音源より良い音(私にはそのように聴こえます。)、緻密でまろやかな音になるのです。

アンプ2細かい話になりますが、DSDは通常のデジタル録音(パルスコードモジュレーション方式)とは全く異なる音の単位を1ビットパルスの濃淡で表わす方式で、大げさに言うと、ぎざぎざの波形の音がなめらかな波形の音になり、刺激的な音が「ふつう」の音になる、という仕組みだそうです。

http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Solution/DSDdirect/feat2.html

ポップ系の音楽でよく「サ」行の音がきつくなることがありますが、「さっ」、「しっ」「すっ」という音が当たり前に「さ」「し」「す」、と聞こえます。




もうずっと以前に亡くなった巨匠の演奏も距離感を目前に感じ、CDケースにヒビがはいった大昔のハイファイセットの山本潤子の声も、なめらかな空気感が部屋の中に満ちてゆきます。

そんな風に古いCDや、リサイクルショップで買ってきた250円均一のCDを聴いているとすぐに日付が変わってしまいます。

深夜のぬくぬくとした居心地のよい時間、、、、、、昼間のなんやかやの喧騒とストレスを忘れさせてくれます。



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igokochi1 at 15:36│Comments(6) 日記 

この記事へのコメント

1. Posted by とっちゃん   November 22, 2007 02:44
わ〜!なんなんですか!このそそる真空管は〜!!!!
真空管って見ただけで和みますよね〜。
しかも、露出しているって事は?光るわけですよね・・・う〜ん素晴らしいです・・・。

それにしても、さしすせそが潰れないって言うのは、本当に素晴らしいですね。
今や、TV見てても潰れてます。
これが耳ざわりだって分からないのかな〜って思っていました。
こう言う機能!全てに付いて欲しいです。
2. Posted by cello   November 22, 2007 08:23

いらっしゃいませ。

とっちゃんの言われるとおり、音よりも雰囲気ってゆうか、暗い部屋で光る管が見たかったのですが、手前の小さいのは少し光りますが、肝心の300B(実は中国製の激安レプリカ)はほとんど光りません。

DSDはCD一枚分のデータをDVD-Rとかに焼く事ができ、プラグインできる再生用のソフトがついています。

CD一枚で3ギガぐらいのデータ量です。音が緻密になるわけですね。

ステレオ出力のあるPCならばステレオのAUX端子につなぐと即席のSACDデッキの出来上がりです。

因みに私のパソコンはミニジャック出力です。実際の音を聞くとどう考えても不思議です。
3. Posted by 理事   November 22, 2007 10:48
こんにちは いつも楽しく拝見しています。
真空管アンプが出たーと思ってしまいました。
ワタシの友人にも凝り性の音マニアがいて、真空管アンプの音を聞かせてくれました。ワタシは真空管の光も感動しましたが、発熱もしていて凄く熱くなるモノなんですね。
残念ながら、いい耳を持っていないため、音の違いに気がついていないのです。

深まる秋の夜長にに好きなことをして過ごす。当たり前の事なんだけどほっとします。
4. Posted by とっちゃん   November 22, 2007 11:07
そうですか〜。
昔のTVって、真空管でしたから、中が微妙に光るじゃないですか。
子供のころ、あれが好きでテレビ画面見ないで中ばかり覗いてた変な子でした。
あ!思い出しました。
あれは、真空管の匂いなのか、真空管で温まってその他の器具が匂うのか、なんだか、独特な匂いがしてましたよね。
懐かし〜です。
5. Posted by cello   November 23, 2007 10:16

理事長さま いらっしゃいませ。

最近の家電製品はほとんど全てチップとかマイクロ・コンピューターとか入っていてステレオのアンプもデジタル制御全盛のようです。

ですが、この中国真空管アンプにはそんな複雑なものは入っていません。

音源に高い周波数の音が入っていれば、そのまま再生してくれるようです。

音源に、普通人間の聴覚では聞き取ることのできない高い周波数の音が入っていて、もちろん聴くことはできないのですが、音の艶(つや)、とか目の前で鳴っているような輪郭感といったものに影響があるようです。

あまり理屈をこね回すと、「ほっとする部分」がつらくなってきますが、スイッチをいれて、段々、真空管が暖まってきてやっと音の出る面倒なことにもなごんでしまいます。
6. Posted by cello   November 23, 2007 10:25

>とっちゃん

お〜。懐かしいですね。真空管テレビ。

昭和39年ごろのわが家の白黒テレビもそんなにおいがしましたよ。

そのころは、基板じゃなくて、配線だったので、箱の上に真空管やトランスとか載ってましたね。

埃が綿のようになって積もっていたので、焦げていたのかも??

テレビが火を吹く、、、というのも今の平面テレビではありえないような昭和30年代の「3丁目」の風景ですか??

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