November 29, 2007
秋の散歩道
ivyです。
ネットショップの大規模なシステム移行がありました。 ネット上のマニュアルと手元のマニュアル、マニュアル迷路の中をさまよいながらの作業です。 3時間も続けていると、あ”〜〜もういやだ〜、さっきのページへ戻ってきてしまった!!!なんてことの繰り返しになります。
気分転換に晩秋のお散歩へ出かけました。
徒歩30分くらいのところにある、古い商店街です。 端っこの方は、ややシャッター通りになっているところはあるものの、意外と活気のあるところです。 ここの魅力は、「ここは昭和か?」「3丁目の夕日のセット」か?と思うような懐かしいものに出会えることです。 それに、どこへ続くのか分からない路地がいっぱいあるので、迷う楽しみもあります。
夕暮れの店先、裸電球に照らされたみかんが橙色にかがやいていたり・・・。
今でものこっているのね!と感激物の風情の古本屋さんがあったりします。 ちょっと湿ったような、ホコリっぽいような古い本の匂い、けっこう好きです。店番のおばさんのうしろにははたきがあったりもします。
お〜、これはシャッターチャンス!!!と思ったのは、呉服屋さんの店先。 洗い張り、なんて張り紙もレトロな味をだしているお店をのぞくと、上がりかまちの正面の座布団に黒猫がこっちを向いてすわっているではないですか!
望遠レンズがほしいところ。 夕暮れの暗さでは、速いシャッタースピードもむり。う〜〜ん。 ちかよれない・・・そっとそ〜〜〜っと近づいて一枚。 さらに近づくと残念!!気づかれて、にげられてしまいました。 3枚目の写真の座布団の上にいるのは招き猫みたいな猫ですよー! ナイスショットとはいきませんでしたが、次の機会を狙うことにしましょう・・・。
最後の写真は別の日に撮った京都の路地。 家の裏庭に続いていそうな入り口の向こうは、実はれっきとした路。 だれでも通れます。 ここはどこの細道じゃ・・・・。
新しく出来た町もいいですが、こんな混沌とした風情が大好きです。 ヨーロッパの街でも、新しいショッピングモールなどより、中世の雰囲気の残る旧市街の迷路が楽しい!
災害時の安全面での問題をうまくクリアして、いつまでも残ってほしいな・・・と思うのでした。
私の好みは家についてもちょっと似ています。 バリアフリーは必要なときまで保留して、段差があったり、部屋の中の部屋といった小さな空間があるところが好きなんです。
そんなわけで、ツリーハウスやイングルヌック(暖炉周りの小部屋のような部分)、、、隠れ家を来年こそは・・・・と思うお散歩でした。
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この記事へのコメント
私の子供の頃は、家に近くにもこういった商店街があったのですが、今はもうありません。
駅前の大きな商店街も良いですが、町の中にある小さな商店街ってすきです。
大型スーパーで買うより、気持ちが入っていると言うか、心が入っている気がします。
「お!ぼく!おりこうさんやからオマケしたるわ!!」って言うノリが無いですもんね〜最近は。
実は、これは千林商店街でした。かなり昭和です。いち、じゅう、ひゃく、せん、千林という歌が、ぐるぐるぐるぐる流れています。
ほとんど昭和のテーマパークです。
時間のあるときにでも遊びに行ってください!